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羽毛布団の点検商法には注意

羽毛布団の点検商法とは、有名メーカーや団体名を名乗って言葉巧みに消費者を信用させ、点検を装って高額商品を売りつけるセールスです。


羽毛布団の場合ですと、最初は無料といって点検をし「ダニがわいている」とか「カビがはえている」などと言って新品を購入させようとしたり、クリーニングをさせようとしたりします。


ダニがわいていると言われると消費者は動揺しがちですが、羽毛布団にダニはわきません。
カビがはえていると言われた場合も同様ですが、羽毛は湿気を含まないので基本的にカビははえないのです。


側生地に発生することはありますが、その場合は一目で分かるほどになっていますし、クリーニングに出せば解消します。

他にも下取りキャンペーンや丸洗いサービスなどがありますが、メーカーが何十年も前に購入された羽毛布団のアフターサービスをするということはありえません。


丸洗いサービスにしても、購入した店舗ならともかく、関係のない会社からであれば100%怪しいと思って下さい。


羽毛布団の洗濯は、クリーニング店で水洗いと指定して洗ってもらうと良いでしょう。
他にも様々な手口がありますが、基本的には電話や訪問によるしつこい勧誘の場合は相手にしないことです。


きちんとしたメーカーであれば、そのようなことはしません。
購入したお店が分かる場合にはそういう点検をしているのか確認し、その回答に基づいた対処をするのもひとつの手段です。

もし契約をしてしまった場合には、最寄りの消費者センターに相談しましょう。

羽毛布団のこんな売り文句は要注意

インターネットなどの通信販売で羽毛布団を見ていると、「有名メーカーの高級羽毛布団がなんと○○○円」などの売り文句をよく見かけます。

値段の基準は人それぞれ違いますが、品質の良し悪しには一定の基準があるため注意が必要です。
最近では、儲けに走り安価で低品質な羽毛布団をお買い得の品として見せる売り文句も多く見受けられるようになってきました。


寝具は良い睡眠をとるために重要なものですので、買ってから「暑い」や「蒸れる」などの問題が出てこないように慎重に選ぶ必要があります。

有名メーカーならば安心かといえばそうでもなく、逆に様々なランクの商品を揃えていますので安心できるとは言えません。


高級と謳われていても、高級な素材を使っているだけで素材の品質が低い場合もあります。
羽毛布団の素材の品質は、羽毛の採取までの時間や精製技術によっても変わってきますので素材だけでなくその品質まで確認することが重要です。


価格にしても「激安価格」と謳っていながら、メーカーで一括りにし、高ランクのものと低ランクのものを価格差により低価格と謳う場合も考えられます。


有名メーカーで安いからといって買ってしまうと、有名メーカーでも低ランクの商品であって満足のいく羽毛布団に出会えないこともありえます。


インターネットなどの通信販売での購入でも店舗での購入でもそうですが、売り文句に惑わされず、有名メーカーであっても実際に商品を直接目で見て、触れてから納得のいくものを購入することが重要です。

羽毛布団の品質がわかるラベル

羽毛布団の品質を見極める為に、見ればわかるラベルが発行されています。

発行されているのは、まず全日本寝具寝装品協会の厳しいチェックを受け、布団の名称・素材・取り扱い方が統一表示基準に合格したものだけにつけられる「GFマーク」。

そしてもうひとつは、日本羽毛製品協同組合(日羽協)の品質基準である、組成混合率・かさ高性・洗浄度等に合格した「優れた羽毛原料を良い側生地に包み、きちんと縫製で仕上げられた羽毛布団」に発行されるラベルです。


これは羽毛布団のかさ高により最高級品「プレミアムゴールドラベル」(六つ星・かさ高180mm以上)から「ロイヤルゴールドラベル」(五つ星・かさ高165mm以上)「エクセルコールドラベル」(四つ星・かさ高145mm以上)「ニューゴールドラベル」(三つ星・かさ高120mm以上)と4段階に分けられたラベルです。
羽毛布団の良し悪しにはかさ高が必ず関わってきますが、添付は絶対にしなければならないというわけではなく、日羽協からラベルを購入して添付します。


いわゆるメーカー品は添付していない場合が多いです。

一見したところ、同じように見える羽毛布団でも、ラベルが異なればそのグレードも異なります。
やはり、六つ星と三つ星では、寝心地も変わってくるでしょう。

日羽協のラベルが添付されているということは、厳しい品質基準をクリアしたものとして、安心することができますので、付いている際は必ずチェックすると良いでしょう。

羽毛布団は原産地証明書が付いたものを

羽毛布団を買う時に必要となるのが「原産地証明書」です。

どの羽毛布団にも付いているというわけではありませんが、入れてある羽毛に対し自信があれば、必ず原産地証明書が付いてくると言えるでしょう。

原産地証明書とは、貿易取引される商品の国籍を証明するものです。どれほど高価な羽毛布団に見えたとしても、この証明書が付いていないものは避けた方が良いでしょう。


羽毛布団は「繊維製品品質表示規程」に基づき、布団の側生地と詰め物の組成(ダウンの混用率)、表示者名および住所または電話番号を表示しなければ販売または販売のための陳列をすることが禁止されていますので、付いていないということはまずありません。


証明書でどこの国の羽毛かがわかるのですが、ヨーロッパ産は品質が高く、ポーランド産のポーリッシュ、ハンガリー産のハンガリアンはその品質の高さで知られ、間違いはないと言えるでしょう。
ヨーロッパ産の品質の良さは、育てられ方にも現れます。

ヨーロッパ産のグース(ガチョウ)は、大半が羽毛布団の為の羽毛を取る為に長く大きく育てられています。

ご参考: 原産地証明書付きの羽毛布団の通信販売サイトはこちら

しかし、一部の羽毛は採取方法も、羽毛を痛めない為にハンドピックと呼ばれる方法で一枚ずつ手で行われます。


これが食肉用ですと、機械(マシンピック)で一気に採取されます。

海外から輸入された羽毛は、多くの脂肪分を含み、土や砂、ゴミなどが付着しています。
これらを取り除いた後に、水と洗剤を使い、羽毛を痛めないように洗います。
製品としてそのまま輸入されたものや、安い羽毛布団の中には、洗浄が不十分なために悪臭がするものもあるようです。

良い羽毛布団は側生地もこだわります

羽毛布団というと中身ばかりに気を取られがちですが、実はその側生地の素材や密度、柄にもチェックするポイントがあるのです。


羽毛布団の中身がいくら良い物でも、側生地が適当ではその品質は下がります。
側生地の品質の良さは、柔らかさ、軽さ、通気性の良さ、それに中身の羽毛が飛び出さない為のダウンプルーフ加工がされていることです。

生地には吸湿性・通気性の良い天然の綿が主に使われています。
そして、打ち込み本数の多さも関係してきます。


打ち込み本数が多いほど良いと言えます。
打ち込み本数とは1インチ(約2.5cm)四方の縦横両方の糸の合計数のことで、打ち込み本数が多い=細い糸を使用している=密度が増して肌触りが良くなるということになります。


そしてダウンプルーフ加工という熱とローラーで生地の目を潰す特殊な目詰め加工をし、羽毛布団の中身の飛び出しも防ぐことができます。


しかし、近年の羽毛布団には、外観の側生地は良い品を使用し、その実中身の羽毛は粗悪品であるという、見せかけだけ良い品というものもあります。


また、側生地に花柄などのプリント加工がされているものがあります。
見た目は豪華に見えますが実際には、生地の目をインクで詰めてしまう為、生地の持っている風合い、通気性は損なわれることになります。


プリントは、目を全て埋めて潰してしまいますが、ダウンプルーフ加工は、織りを熱とローラーを使用して変形させ、糸と糸のすき間をより小さくする方法でですから、使用感は異なります。

羽毛布団を購入する際には、中身と共に側生地もきちんとチェックすることが大切です。もちろんこちらの羽毛布団の通販サイトでは、間違いない羽毛布団を提供しています。


羽毛布団の保温性を左右する縫製加工

縫製方法が羽毛布団の保温性や、使用感に関わってくると言えるのは、羽毛と側生地の特性をうまく活かす為です。


海外で生産されたものには、布団の一部を少しずつ止めたものが見受けられます。
これは安い羽毛布団か、過去にヨーロッパから輸入されたものに見られます。

このタイプの布団は、長く使っているうちに中の羽毛が動いて片寄ってしまいます。
そうなると、叩いてその偏りを戻さなければならず、面倒な作業となります。

理由は、わざと中の羽毛を移動させることにより、気候に合わせた使用感を得る為ですが、寒暖の差が大きい日本ではあまり適しません。


日本に適した縫製加工は「立体キルティング加工」です。

小さなマス目ひとつひとつを立体的に縫製したものだと、羽毛が片寄らず空気も含みますので、保温性も保たれます。そして、羽毛布団の種類も選択ポイントのひとつになってきます。


ツインキルト加工と呼ばれるものは、表生地と裏生地の間にもう一枚布を入れ、上下に二層にすることにより、空気をさらに含み暖かさを増したものです。掛け布団と肌掛け布団を合体させたような仕組みになりますので、2倍暖かいということが言えます。


最近注目されているのは、「オールシーズン二枚重ね羽毛布団」です。
これは、合いの掛け布団と肌掛布とをホックで止めて使用するものです。

それぞれ単品でも使え、合いの掛け布団は春や秋に、肌掛け布団は夏に使えます。
そして、冬にこの二枚をホックで留めて合体させれば、ツインキルト加工の様により空気を含んで暖かく使用することができる便利な布団です。

収納もスペースをあまり取らずに済みますから、今の日本の環境に合った加工と言えるでしょう。

羽毛布団は軽いほど高級なのでしょうか

羽毛布団の良さは、その布団の軽さが関わってきます。

軽くて暖かい理由は、中に詰まっているダウンがどれだけ空気を抱えるかということです。ボリュームが同じくらいなら、軽い方が羽毛のダウンボールが大きく、より空気を抱えて保温性があるということですので、同じ羽毛布団でも、重さとたたんだ時のボリュームを比べ、よりかさ高が高く軽い方が高品質のダウンを使っていることになります。


JIS規格で定めるものならば、たたんだ時に同じ高さなら、軽い方がより良い物であることがわかります。
大体シングルの布団で0.8~1.2キロの重さが高品質の羽毛布団の目安と捉えて良いでしょう。そして羽毛の種類によって、ダウンの大きさが変わってきます。


ダックよりグースの方が良いとされています。
それは、グースの方が身体も大きい為、採取できるダウンも大きいということです。
ダウンは大きいほど軽くてボリュームがあり、保温性の高いのですから、ダックよりグースの方が高品質の羽毛布団になると言えるのです。

そして、実はグースとダックの育っていた環境の違いも羽毛布団に出てくるのです。

ダックは、その多くが食用として飼育されたものの副産物です。
若いうちに加工される為、ダウンがあまり育っていないので、小さいものになります。
そして、雑食性の為、羽毛に脂肪分が多く、臭いのするものが見受けられます。


その点、グースはほぼダウンを採取する為に時間をかけて飼育されていますので、ダウンボールが大きく、良質なものが採取できれるのです。

グースは草食性なので、臭いもあまりありません。

羽毛布団選びはダウンの混合率がポイント

羽毛布団の選び方は、かさ高→ダウンの種類そして次はダウンの混合率です。
ダウンとスモールフェザーの混合率がポイントとなります。


ダウンの混合率が高い方がもちろん良く、最高級品となると、95%以上となります。
基本は50%以上ダウンを混合していなければ、羽毛布団とは呼べません。
時折100%と記載されていることがありますが、それはほとんどあり得ません。


少なからず、フェザーは混入しています。外国製品に時折ありますので、注意しましょう。

そして、良いダウンを多く使った布団は、つまんでみると、芯のない、ふんわり柔らかな感触がわかるはずです。そして、ここで大切なことは羽毛布団の中身の「混合率と製造工程が信頼できるかどうか」という点です。


中身のダウンは全て輸入された物です。
その際、羽毛の種類とダウン率が記載されて入ってくるわけですが、その表示が違っていることがあるのです。

しかも羽毛布団によっては、輸入した外国産をそのまま利用している製品もあります。

また修理も非衛生的に行われている可能性があるのです。
このように、同じ羽毛布団でも、「粗悪品」と「本当に良い品」を見分けるポイントは、ダウンの混合率と、日本での製造過程の記載がされていることでしょう。


通常の製造過程は、原料の羽毛を輸入した物を日本で製品化します。
製品化する際には、原料に混ざっている砂や羽根といった物を取り除く工程や、羽毛に付いている脂肪分を取り除く衛生加工処理を施します。それにより、質の高い羽毛になるのです。


羽毛布団の価格にとらわれない見分け方

羽毛布団を選ぶ時、かさ高の他に注目するのは価格という方も多く、
高ければ高いほど良いと考えがちです。

しかし、実はそうではなく、かさ高以外に注意したいのは中身の羽毛です。

羽毛(ダウン)には、ガチョウの羽根の「グース」とアヒルの羽根の「ダック」があります。
  • 「グース」は羽根が大きいのでかさ高が大きく、匂いは控えめです。
  • 「ダック」は羽根が小さい分、かさ高が小さい上に匂いがきついです。

これだけで、まずはグースを選択する方が良いと言えるでしょう。ですが、その分羽毛布団の価格は高くなり、場合によってはグースとダックの金額の開きは1.5倍にもなります。


また、匂いもグースの方が控えめで緩和する加工もされやすいのですが、ダックの匂いは強いので、やはり気になる方も多いようです。

ダウンは、「マザーグース」と呼ばれる物が特上品です。
逆に「マザーダック」と呼ばれる物は質が悪くなりますので注意しましょう。


次に気になるのはダウン率です。
例えばドイツでは100%と謳われている羽毛布団が多いのですが、まず100%はあり得ないと考えましょう。

日本の羽毛布団を作る際の基準は非常に厳しく、どれだけキレイにしたとしても、ダウン率は95%~93%程で、残りはフェザーになります。

ダウン使用率が50%以上でないと羽毛布団と呼ぶことができませんが、実際フェザーが多いものは、寝返りの際にかさかさと音がなり、掛け心地もあまり良いとは言えませんので、できるだけダウン率が高いものを選びましょう。

羽毛布団はお部屋のタイプで選びましょう

羽毛布団はお部屋のタイプで選びましょう。
寝室が変われば布団のタイプも変わるものです。

特に、羽毛布団でお部屋タイプによって変わるのは敷き布団です。
そのお部屋のタイプに適した物をそれぞれ選びましょう。


まずはベッドタイプです。

大抵のベッドにはマットレスが付いていますので、敷き布団パッド、あるいはベッドパッドをマットレスの上に置き、その上からボックスシーツをかぶせます。これは、普通のマットレス付ベッドや足つきマットレスベッド、流行のソファーマットレスタイプにも適しています。


次は和室によく見られる、敷き布団+敷き布団カバーのセットです。

このタイプは、畳やフローリング等に直接敷く時に対応しています。マットレスの感触が合わない方や、三つ折りのマットレスを敷かれる方、2段ベッドの方が羽毛布団を使う時にお勧めです。特にフローリングメインの場合は、しっかりと芯の入った敷き布団+敷き布団カバーを選ぶと良いでしょう。

ご参考: 羽毛布団の通販なら羽毛布団安眠工房

すのこベッドのように固い物の上に敷く時には効果的です。

敷き布団カバーは、周囲にゴムを入れ、掛けやすくなった「ボックスシーツ」タイプもありますので、利便性や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。羽毛布団はお部屋のタイプで選ぶのが良いのですが、来客用の布団はどうでしょうか。

来客用布団に求められるのは、「一式全て揃っている」そして「すぐにコンパクトに収納できる」ことではないでしょうか。来客用布団は、大抵が和室なりフローリングやカーペットの上に敷く物となりますので、和室タイプを選択しておけば問題ないでしょう。


羽毛布団をこよなく愛する男の話について

大分県在住の素人ながらに羽毛布団を愛する男の話です。今のところ趣味程度の知識レベルですが、羽毛布団を初めとした寝具全般についてどんどん詳しくなっていく予感。